約10年間、労働組合運動にドップリ浸かった。
【●●軍は、●●から出ていけ!】
赤い旗を持ち、全国各地でシュプレヒコール。
銀行から有休をもらい、組合からは旅費・日当が出る。
新しい知識を得て、色んな人と会える。考えようでは悪くない。
昨29日。連合のメーデー開催、のニュースがあった。
労働者の祭典は5月1日開催が相場でしょ!と思っていたが、
何年か前から参加者減の影響に配慮し、祝日開催の様相。
厚労省の最新データ(H25)でも労組の組織率は18%弱まで低下。
30%程度あったシェアがわずか20年で・・・。隔世の感がある。
転職するとき、組合の某幹部に言われた。
”お前は資本に魂を売るのか”
強烈なセリフにビックリしたが、それも致し方ない。
当時のポジションは青年部の事務局長。企業でいう若手参謀。
後ろ髪(当時は前髪もたくさんあった)を引かれながら、
”資本の傍で労働者の権利を護る選択肢もある”
(目算は無かったが)と宣言し、今の道を選んだ。
世相の変化に合わせ、消費者が求める商品・サービスは変わる。
提供主体となる従業員、その組織体の労働組合も変化は必須。
そうしなければ、企業自体が消費者にソッポを向かれる。
願いは、”誰も犠牲にせず”、企業・従業員の利益を最大化したい。
桜前線が東北を縦断。メーデーのニュースを聞き想いを検める。
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