最近増えている依頼が、法人と経営者ご家族様のキャッシュフロー
マネジメントのご相談。
本来は、税理士やCFPが対応するところながら、社会保険や年金まで
対応する方少ないよう。私は”経営全体を俯瞰的に看る”名目で関与。
大抵は税理士や社労士が顧問として張り付いており、決算書はもちろん、
税務申告、社保書類はそれぞれの専門家に全てお任せの状態。
ところが、それぞれの書類を突合すると8割がたはヒドイ。
あまりに酷い。矛盾だらけ。意図的な誤謬か?
原因は、それぞれが全く連携していないために、
互いに都合のいいように”書類を作成している”もの。
マイナンバー導入で、調査が入ると確実に追徴対象。
法人税、所得・住民税、社会保険料(会社・個人)、
これら全てにおいて甚大なリスクを抱えた状態。
普段はやらないが、最悪の場合は「誤謬を訂正せよ」
と正解らしきサンプルを経営者経由で示す。
連想するのは、津軽弁で言う「めっこモチ」。
婆さんは、ご飯が上手く炊けないと「めっこメシ」と言い、
同様にうまくつけなかったモチは「めっこモチ」と表現していた。
餅つきでは、合い取り(あいどり)なるコーディネーターが重要。
自分の領分・了見で餅をついてると「めっこモチ」が出来上がる。
そんなものは不味くて喰えない。
3月決算企業の大半が数字が固まってきた今、”餅は餅屋”に任せながらも、
企業と経営者を護る士業間の合い取りとして、頑張るべし。
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