昨日6月1日で診断士事務所・社労士事務所を開設して丸1年。
開業前後、多くの先輩診断士、社労士から貴重なアドバイスを
いただいた。が、総じて診断士は前向き、社労士は後ろ向き。
中でも、昨春、コーチングの勉強をしていた時期、業歴15年以上、
北関東某県の女性社労士から、辛辣なご忠告をいただいた。
先輩「あなた、今から開業して何で食べていくの?」
私 「銀行や大手企業で、組合幹部・人事・子会社社長。と、
組織・人事を30年以上経験したので・・・。」
先輩「大手の名前で仕事とれるわけないでしょ。それに大手の
経験なんか、中小企業の経営に役に立つと思ってるの?
そんな簡単にいかないわよ。考えが甘すぎる、あなた。」
私 「いや、たまたま大手にいただけで、ダメ支店の組織改革、
赤字会社の再建、協力会社の販管費圧縮とか・・・。」
先輩「ん、販管費って?例えば?」
私 「得意分野は、総額人件費を変えずに、法定福利費を圧縮
する。例えば、社会保険料を適正化するとか・・・。」
先輩「それって違法でしょ。社労士がそんなことしていいの?」
私 「税法、社会保険各法に照らして、全く問題ないですよ。
大手では当たり前で、私は20年で20億以上の実績・・・」
先輩「・・・」
私 「当面、社員向けは後回しにして、経営者の分から始めよう
と思ってます。社長も話を聞いてくれると思って」
先輩「・・・。それー、ちょっと詳しく教えてくれる。」
私 「いやー、ペーペーが大先輩に、恐れ多くて・・・。」
そんなわけで、決して平たんでも、簡単でも無かったけれど、
1年間、たくさん叱咤・激励を糧に”累積赤字を解消”しました。
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